20年以上前に、スミニャックに誕生した「エニーおばさんによるバリ料理のワルン」Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)。
2024年にスミニャックからクロボカンに移転し、田んぼビューが眺められる素敵な場所に再誕生しました。
化学調味料やインスタントではなく、昔ながらの作り方(石臼でスパイスをつぶしたり、結構な手間がかかるけどおいしいスタイル)で、たくさんの人を魅了してきたWarung Eny’s(ワルン・エニーズ)。
とってもおいしいので、ぜひお試しください。
・インドネシア料理が好き
・バリのおふくろの味を試してみたい
・いろいろなインドネシア料理を試したい
それではいってみましょ〜
Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)の場所

Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)は、空港からは約40〜50分の場所にあります。
クロボカンのやや外れのところにあり、まだ段々畑があったり、牛がいたり、のどかな場所。
ですが、近年のすさまじい建築ラッシュにより、周辺にはたくさんのカフェやレストランができています。


駐車場も完備されています。
Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)の雰囲気


Warung(ワルン)は、現地の食堂という意味合いがあり、ここWarung Eny’s(ワルン・エニーズ)もそうですが、まだオープンしてまもないこともあり、とてもきれいで、レストランに近い雰囲気。


こちらはWarung(ワルン)によくある、おかずが並ぶショーケース。ここから、好きなものを指でさして注文してナシチャンプルを食べることもできます。



ローカルの人たちは、ナシチャンプルを注文していました!


Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)の目の前には田んぼが広がり、とても気持ちいい景色が広がっています。



2025年5月の景色です。
店内もガラス張りで、とても明るく、外の景色やそよ風が心地よく感じられます。
Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)のバリ料理


Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)は、さまざまなバリ料理が食べられるレストランで、野菜や豆腐(テンペも)のおかずから、肉・魚と、いろいろあり、素材別にメニュー展開されているので、見やすい&選びやすいのも嬉しいポイントです。



それでは、おすすめのメニューを紹介しますね。


Ayam Betutu(アヤム・ベトゥトゥ)は、バリ料理の代表的な鶏料理です。
鶏肉にレモングラスやウコン、生姜などを詰めて、ローストする料理で、Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)では土鍋で蒸し焼きする伝統的な調理方法をしています。



鶏肉がとてもやわらかくて、骨からするっと抜けて、とてもジューシーです。さらに、ウコンやレモングラスたっぷりのソースがとてもおいしくてクセになります。
付け合わせに入っているラワールもバリ島の伝統的なおかず。これもとてもおいしいです。
▼ラワール(lawar)とは
インゲンなどの野菜と豚肉などを細かく刻んで、ココナッツフレークと和えたおかずで、バリ島での宗教行事では必ず食べられる伝統的なおかず。ワルンにもあります。豚の血を入れたラワール・メラ(メラ=赤)もありますが、Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)で食べれるラワールは、血は入っていません。
辛くないので、辛いのが苦手な方にもおすすめです。


さっぱりした鶏胸肉とインゲンたっぷりのインドネシアスタイルのカレーです。
画像の左側に鶏肉のように見えているけど、太いレモングラスが入っています。
スープのようにさらっとしたカレーで、辛くはなく、ハーブの香りがほんのりする、やさしい味わいです。



豆腐カレーやお魚カレー、野菜カレーなどもあります。
Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)では、バリの伝統的な珍しいサンバルがあります。



私自身、バリ島在住暦が長いのですが、めったにお目にかかれないサンバルだったので、頼んでみました!
▼Sambal Kocombrang(サンバル・ココンバラン)


こちらのサンバルは、生姜のお花(画像左)と小玉ねぎを合わせたサンバルです
生姜のさっぱり感と小玉ねぎのシャキシャキとした食感で、お肉や魚につけて、ごはんと一緒に食べると合います。
▼Sambal Dadong(サンバル・ダドン)


ココナッツオイル、エビペースト(トラシ)、フライドオニオンに、赤と緑の唐辛子をつかった、オイルベースのサンバルです。
こちらはかなり辛いので、辛いもの好きさんにおすすめです。



メニュー名になっている、Dadong(ダドン)はバリ語でおばあちゃんという意味です。
どちらも、メインの料理に味変として試してみるのはいかがでしょう。
▼インドネシア料理にはココナッツウォーターが合います


ストローをさす部分を少しいびつですが、ハートに切ってくれました。ココナッツウォーターのさっぱり感がバリ料理にとても合います。





Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)のごはんがとても気に入ったので、また食べにいこうと思っています!その都度、おいしかったメニューをこちらの記事で更新していきますね。
Warung Eny’s(ワルン・エニーズ)詳細情報
住所 | Jl. Raya Kedampang, Kerobokan Kelod |
地図 | Google Mapで見る |
営業時間 | 7:00〜翌0:00 |
ひとことメモ | 予約不要 |
いかがでしたか。
アヤムべトゥトゥは、たっぷりのスパイスとハーブが使われたバリ島の薬膳料理的な料理です。
ぜひお試しくださいね。
▼こちらの記事で紹介しているTana Cafe(タナカフェ)が近くにあります!



食後のティータイムやデザートタイムにぜひご活用くださいね。


それではまた次の記事でお会いしましょう